生きにくさを解消する 「自分で出来る インナーチャイルドの癒し方」

 

ヒアリングサービスオハナの心理カウンセラーの山本です。

 

 ” インナーチャイルド ” とは幼い頃の抑圧された感情と思っていただくとわかりやすいと思います。

 

幼い頃から親の権力に押しつぶされて反抗することも十分にできず、顔色を伺う癖がついてしまうと自分を出さなければいけないような状況で罪悪感を抱くようになったり、人間関係で行き詰まりを感じることが多くなります。

 

この状況を打開するためには「インナーチャイルドの癒し」が効果的です。

 

この心理療法は子供時代に十分に聞いてもらえなかった抑圧された感情に耳を傾け、そのときに本当はどのように感じて、どうしたかったのか、またどのくらい辛くて悲しくてやりきれない思いを感じていたのかをありのまま受け入れ、失われた子供時代の安心や癒しを与えて、自分で育てなおすことです。

 

過去のことはどうすることもできないため、年老いた親に今になって牙をむくことは賢明ではないでしょう。

 

例え怒りをぶつけても罪悪感が増すだけで、問題は複雑になるだけです。

 

しかし、” 怒り ” を身体に閉じ込めたままでは感情のコントロールが難しくなってしまいます。これは、不思議なもので若いころよりも年を重ねた方が閉じ込めている ” 怒り ” は収まるどころか強くなっていくので厄介です。

 

親や自分に怒りの矛先を向けるのではなく、過去の自分(取り残された幼少期)に会いに行くことは自分でも効果が期待できる心理療法ですので、この記事ではそれをご紹介したいと思います。

 

生きにくさを解消する

「自分で出来る インナーチャイルドの癒し方」

 目 次

  

①インナーチャイルドの存在に気が付く

 

②どんな様子なのか、よく観察する

 

③インナーチャイルドと会話する

 

④ありのままの気持ちを受け入れる

 

⑤要求を満たしてあげる

 

⑥インナーチャイルド心理療法の注意点

 

①インナーチャイルドの存在に気がつく

  

子供時代に強い恐怖を感じたり、不安で眠れない夜を過ごしたり、強く動揺することがあったとき、あなたはどのように対処してきたでしょうか?

 

安心して話せる人がいましたか?

 

辛いことを話すと、抱きしめてくれる人が近くにいましたか?

 

 

もし、十分に保護された記憶がないとしたら、あなたの中に取り残され、傷ついたインナーチャイルドがいるかもしれません。

 

完璧な親などいませんから、傷つけたり、傷ついたりしながら誰しも成長するものです。

 

しかし、ずっとケアーされなかったり、いつもけなされたりして育つと、ありのままの感情に蓋をして無感覚になることがあります。

 

その時は無感覚になっているので、あまり気にならなくなっていることも多いのですが、大人になってから ” 自分でいて自分ではない部分 ” があるような感じがしたら過去に傷ついたインナーチャイルドの影響が大きいかもしれません。

 

②どんな様子なのか、よく観察する

 

「もしかしたら、自分のなかにもインナーチャイルドがいるのかもしれない。」

そう思ったら、目を閉じてインナーチャイルドに意識をむけてみましょう。

 

遠くにインナーチャイルドが見えましたか?

どのような服を着ていますか?

寂しそうですか?

怒っていますか?

泣いていますか?

 

様子がわかったら近づいてみましょう。

話しかけられそうですか?

話しかけてもいいようなら話してみましょう。

 

③インナーチャイルドと会話する

 

どうしてそんな様子なのか聞いてみましょう。

 

インナーチャイルドはずっと、ひとりぼっちでした。

ずっと、置き去りにされていました。

とても長い間、寂しい思いをしてきました。

 

だから、あなたが来るのをずっと待っていました。

気がついてほしい、自分の気持ちを聞いてほしいと思っていました。

 

ずっと待っていた時がきて、話したい気持ちがある一方で怒りも感じているかもしれません。

 

怒っているようなら、「今まで気がついてあげられなくてごねんね。もう、ひとりにしないから許して欲しい。そして、辛い気持ちを話して欲しい。」とたのんでみましょう。

 

④ありのままの気持ちを受け入れる

 

インナーチャイルドが感じていた気持ちをありのまま、受け入れてあげましょう。

 

「そんなに辛かったんだね。痛かったよね。悲しかったよね。」

と、決して否定することなく、気持ちを代弁して言語化してあげてください。

 

この時にあまりにも辛い気持ちになって耐えれなくなると、過呼吸やパニック発作が出てしまうことがありますので、注意してください。

 

呼吸が浅くなったら、深呼吸して目をあけ、今は安全であることを思い出しましょう。

 

⑤要求を満たしてあげる

 

して欲しかったこと、言って欲しかったこと、をしてあげましょう。

 

 ” 不満を聞いて、要求を満たす ” 

それを繰り返してあげることで、インナーチャイルドが癒されていきます。

 

毎日でなくてもかまいませんが、ときどき思い出したら5分でもいいので

インナーチャイルドの癒しが完了するまで様子を見に行ってあげてください。

 

最初はあまりなつくことはありませんが、癒されてくると自分から甘えたり、笑いかけてきたりしてくれると思います。

 

安心して過ごせるようになれば、自由にのびのびと遊びまわるようになるので

観察していると、本当に好きだったことを思い出すこともあります。

 

会いに行くと、あなたを見て微笑んで、いつも自由に遊んでいるようなら癒しは完了です。

 

客観的に自分が得られなかったもの、自分が求めていたことを知るきっかけになるので生きにくさの解消に大変効果的かと思います。

 

⑥インナーチャイルド心理療法の注意点

 

インナーチャイルドの心理療法は、科学的に実証されておらず医学的な根拠がまだ不透明です。

 

「インナーチャイルド」や「アダルトチルドレン」などで検索すると怪しいお店も多くあり、スピリチュアルなホームページに飛んでしまい、高額な料金になっていることもあります。

 

スピリチュアルなこともこの世の中には存在しているのでしょうけれども、科学的に立証されていないことに高額な治療費をだすのは危険なのではないかと思います。

 

しかし、多くのアダルトチルドレンがインナーチャイルドの癒しは大変効果的だったと証言しており、私自身も大変効果的でしたので ” 自分で出来ること ” をここに掲載いたしました。

 

アダルトチルドレンの生きにくさの解消にはカウンセリングが必ず必要かと言われれば、私はアダルトチルドレンの知識をもったカウンセラーを見つけることができなかったので自分で行い、時間はかかりましたが効果を得ることができました。

 

ですから、自分でもインナーチャイルドの癒しは行うことができると思います。

 

カウンセリングは仕切りが高く受けることに戸惑いがあったり、金銭的に余裕がない場合はご自身で実践されるとよろしいかと思います。

 

ただ、幼少期のトラウマはかなりナイーブなことであり、この療法中は精神的にも不安定になることもありますので、自分でされる場合は休憩しながら無理のない範囲内でされることをおすすめしたします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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