
ヒアリングサービスオハナの心理カウンセラーの山本です。
人生うまくいくこともあれば、うまくいかないことも多いものです。
残念ながら、努力ではなんともならないようなことも世の中にはあります。
人はそれを「運がある。」とか「運がない。」とか…。
辛いことが起こると、「どうしてこうなったのか?」と考えて落ち込んでしまうことも多いもの。
確かに、不幸なことが起こったことはもうどうしようもなく、過去は変えられません。
しかし、その不幸な出来事に
” 意味づけ ” するのは、ここから歩いていく一歩一歩です。
そのことをどのように受け止めて、どう行動していくのかによって「あの時の苦労があるから今の自分がここまで来られたんだ。」と思える未来にもできます。
受験に失敗したり、うまくいかなかった時や失恋したりして何か大切なものを失った時に、元気を取り戻していただけるよう「災い転じて福となす」にするための考えかたをご提案いたします。
嫌なことがあって落ち込んでいる方が少しでも前向きな気持ちになっていただければと思い、不幸がもたらす良い面をみていきたいと思いますので参考にしていただければ幸いです。
不幸があなたを幸せにするとき
目 次 |
・成功者に共通している 不屈の精神
・人の痛みがわかるようになる
・独創性が生まれる
・自分との約束ができる
・最後に
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成功者に共通している 不屈の精神

米国の発明家で起業家であり、生涯に1,300もの発明を行った、トーマス・エジソン。
彼の有名な言葉に「失敗?私は失敗なんてしていない。ただ、1万通りのうまく行かない方法を見つけただけ。」と言っています。
トーマス・エジソンは不屈の精神を持っていたことで有名ですが、それは彼が幼少期からうまくいかないことが当たり前だったからかもしれません。
彼は小学校に入学すると、担任の先生から煙たがられて陰湿なイジメを受けるようになります。これに心を痛めた母親が小学校を中退させたので、それ以降彼は学校にいくことはありませんでした。
幼いころから野菜を売ったりして働いていた彼にとって、うまくいかないことは日常茶飯事だったと思います。
恵まれている人は、逆境があると「自分になぜこんなことが起こったのか?」と不満に思います。
それはその人にとってイレギュラーだからです。
しかし、うまくいったこともない人は、うまくいくことがイレギュラーです。
人間には適応する能力が備わっているので、不幸が続くと「期待しない」ことが自然と出来るようになります。
ですから落胆もしないのです。
「この道がダメなら、この道をいけばいいじゃないか」と新たな道を歩むことに抵抗を感じることも少ないようです。
困難は私たちに不屈の精神を与えてくれます。
困難や逆境と引き換えに ” 不屈の精神 ” が手に入ったなら不幸な過去も無駄にはなりません。
人の痛みがわかるようになる

「人の痛みがわかる」というのは、自分の幸せに直結します。
なぜなら、私たちは社会的な繋がりを持つことに喜びを感じるようにできていますが、思いやりの心を持つ人は人から好かれたり、信頼されることが多いため日常の充実度が増すからです。
例えば、「信頼していた人に裏切られた。辛い。」という経験をしたとしましょう。
ある人は腐れてしまい、同じように自分も誰かを傷つけることで憂さ晴らししようと思うかもしれません。一時的には発散したような気分になるかもしれませんが精神はますます病んでしまうでしょう。
しかし、もう一方ではその経験を反面教師にして「自分はあのような人には絶対にならない。どんなことがあっても誠実に生きていこう。」と誓うとき、
その人は不幸と引き換えに
” 人を思いやる優しさ ” 、” 揺らぐことのない強さ ” を手にいれることができたとしたら不幸な過去も無駄にはなりません。
独創性が生まれる

うまくいかなったのは、誰かと同じにしようとしていたことも多いものです。
「みんなはこの方法でうまくいっているから」と誰かの真似をしていませんか?
他にも道があるのに誰も通っていないだけかもしれません。
その場合、あなたが先駆者になればいいのです。
「みんながやっているこの方法では自分はうまくいかなかった。だから自分はオリジナルの方法を見つけてこのやり方をしてみたら大成功した。」ということはよくあります。
オリジナリティは生きていくうえで武器になります。
あなたの人生では、あなたが主人公。
あなたの物語は、まだこれからで完結していないのですから、ハッピーエンドになるように工夫しましょう。
平凡な幸せを画いた物語は誰の記憶にも残りません。
逆境を乗り越えるからこそ生きる意味があるのではないかと思います。
逆境はあなたの人生に価値をあたえてくれるスパイスです。
逆境と引き換えに
” 人を魅了する人生 ” が手に入ったなら不幸な過去も無駄にはなりません。
自分との約束ができる

” 悔しさ ” は自分のやる気に火をつけてくれます。
「やってやる!見てろよ!」
そんなふうに自分を奮い立たせることができたら多少の困難も超えていけます。
「こんな思いは二度としない。」
そして、「同じように落胆している人の救いになるような人物になろう。」
そう誓いましょう。
あなたの今日の悔し涙は、将来の喜びの涙や感謝の涙に変えることができます。
そんなあなたが持っている強さを思い出させてくれる経験でもあります。
確固とした強さで将来の自分と約束することができたのなら、後悔も無駄にはなりません。
最後に

” 災い ” を ” 福 ” にできるかどうかは自分次第です。
また、うまくいかない時というのは、人生のターニングポイントであることも多いものです。それを無視して進んでも、結局うまくいかなくなることもあります。
うまくいかなかったときは、少し立ち止まって内観する時間を持ちましょう。
ポジティブな気分になれるような音楽を聞いて、リフレッシュできる時間を持ちましょう。
自分を励ましてくれるようなことに時間を使いましょう。
「あの時の苦労があるから今の自分がここまで来られたんだ。」と将来言えるように、
将来あなたと同じように落胆している人の励みになるような先駆者になれるように一日一日を大切になさってください。
きっと、未来のあなたが笑顔で待っています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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