あの人を嫌いになる理由

 

ヒアリングサービスオハナの心理カウンセラーの山本です。

 

初対面で「苦手だな。」と思うこともあれば、最初はすごく友好な関係を築いていたのに時間がたつにつれて「顔も見たくない。」と思うこともあるかと思います。

 

嫌いな人と毎日かかわらないといけない状況が続くと心が疲弊してしまいます。

 

原因がわかるだけでも、気持ちが楽になる場合もありますので、この記事を見ていただいて少しでも辛さが解消されれば幸いです。

 

そこでこの記事では、どうしてあの人が嫌いなのかその理由にせまりたいと思います。

 

あの人を嫌いになる理由

 目 次

  

・本能が「危険な人だ」と叫んでいるから

 

・波長が合わないから

 

・IQが大きく違うから

 

・生きる意味が真逆だから

 

・繰り返し嫌なことをされたから

 

・自分が手に入れられないものを相手がもっているから

 

・最後に

 

本能が「危険な人だ」と叫んでいるから

あなたは、どちらの人に好感を覚えますか?

 

プリンストン大学の「信頼顔」についての論文によると、美しい顔かそうでない顔かどうかよりも、私たちは危険な人かどうかを直感的に見ているようです。

 

人間は初対面でも、その人がどのような人物かをある程度判断する本能が生まれつき備わっているようです。

 

ですから、赤ちゃんでも判断できます。

 

危険 → 怖い → 離れたい となるわけです。

 

あなたの嫌いな人は「信頼されにくい顔」と「信頼されやすい顔」のどちらの顔でしょうか?

 

もし、左の「信頼されにくい顔」の場合は、 ” あなたが嫌っている ” というよりも

 

あなたの ” 本能が危険だと叫ぶから ” 嫌いなのかもしれません。

 

「近寄らない方がいいので、あまり親しくしてはいけない。危険な目に合う可能性が高い。」と本能が警告しているということです。

 

強面の方でも、話してみると穏やかな口調で親しみやすい方もいらっしゃいます。

 

でも、時間がどれほどたっても印象が変わらないようなら、あなたの直感は当たっているのかもしれません。

  

波長が合わないから

 

「あの人とは波長があう。」とか「どうも波長があわない。」なんていいますよね?

 

個性と同じように、私たちはそれぞれ特有の波長を持っています。

 

人だけではなく、食物にも、音にもあります。

 

例えば、アメリカの地下鉄で少年犯罪を撲滅するためにクラシック音楽を流したところ犯罪が大幅に減少したそうです。

 

これは、クラシック音楽の持つ波長が彼らにとっては不快に感じるため、地下鉄に寄り付かなくなったことが考えられます。

 

このように、自分と同じ波長は引き合い、違う波長は不快に感じるようです。

 

あなたが嫌いなその人は、あなたの後ろにいてもあなたは気が付きますか?

 

もし、見てもいないのに嫌な雰囲気が伝わるようなら「波長がちがう」のかもしれません。

 

IQが大きく違うから

 

日本人の平均は100くらいです。東京大学に入学するくらいの頭脳は120くらいと言われています。

 

しかし、IQ130以上の方が入会できると言われているメンサ(人口上位2%の知能指数 (IQ) を有する者の交流を主たる目的とした非営利団体)には大学を出ていない方が多くいらっしゃいます。

 

中には学校を出ていない方もいらっしゃいますので、あまり「○○の大学を出た。」などは、あまり関係なさそうです。

 

IQが15~20離れていると話がかみ合わないことが多いようです。

  

話していてイライラすることが多いならIQが違いすぎるのかもしれません。

 

生きる意味が真逆だから

 

例えば、「自分が会社に認められるなら道理に外れたことをしてもいい。」と思っている人と、

 

「自分が職を失っても、思いやりの心さえあればいい。」と思う人が同じ部署にいたら親友になるのは難しいでしょう。

 

ノルマがある同じプロジェクトを2人で協力してやっていかなくてはいけない状況になったら、もめるのは時間の問題です。

 

生きる意味が違うからです。

 

プロジェクトが上手くいかなくなれば

 

一方は「あいつは生ぬるいことを言っているからノルマが達成できない。」

 

一方は「強引すぎるから信用してもらえずにノルマが達成できない。」

 

というのではないでしょうか?

 

自分にとって尊敬できるものがない、あるいは価値観が大きく違いすぎるとお互いが傷つけあってしまいます。

 

繰り返し嫌なことをされたから

 

最初は波長もあって、お互いに尊敬できるところもあり、うまくいっていた。

 

多くは、親友だったり、恋人だったり、夫婦だったりした場合がこれにあてはまります。

 

「信用できる」と判断した場合は、猫で例えるならお腹を見せるような行為があてはまりますね。

 

つまり、「この人には自分の弱さを見せても故意に傷つけたりはしない。」という信頼関係が結ばれた状態です。

 

だからこそ裏切られた場合の傷は深く、後々の人間関係でも影響が出てしまい、

 

人間不信になったり、愛着障害になったりすることもあります。

 

人間は、マイナスな感情ほど強く印象に残るようにプログラミングされています。

 

そうして危険を記憶して、命を守るためです。

 

たとえば、高い所から落ちて大けがをすれば、同じような高い所は嫌いになります。

 

それは、嫌いになる必要があるからです。

 

ですから、信頼していた人に深く傷つけられた場合は ” 自分を害する危険な人 ” として脳が記憶するわけです。

 

何度もこれが続けば、「顔を見るだけで吐き気がする。」とか「気配を感じただけで体が硬直する。」とか生理的に受け入れられない状態になることもあります。

 

「家族を殺害する。」という心理状態はこのようなものが可能性としては高いのではないかと思います。

 

もし、ここまで嫌いになってしまったら、離れる選択肢も検討する必要があるかもしれません。

 

自分が手に入れられないものを相手が持っている

 

心理カウンセラーとしては、「努力すれば報われる。」そう言いたいし、そう思いたいのですが、

 

どんなに人一倍努力しても、どうにもならないことが人生には残念ながらあると思います。

 

目標や夢があって必死に努力しているのに、努力もあまりしない人がやすやすとあなたが欲しがっていたものを手にしているのを見たら…

 

自分の人生を否定されたように感じるでしょう。

 

その背後にあるあなたの気持ちはその人を受け入れたら、自分のそれに費やした時間はどうなるんだとやるせない気持ちになるからかもしれません。

 

しかし、この「自分が手に入らないものを相手が持っている」から嫌い、受け入れたくない場合は解決法があります。

 

この理由外の「嫌い」についてここまで見てきましたが、その他はあまり解消しにくいのが事実です。

 

なぜなら、その人にとっては「嫌いであることにメリットがあるから」嫌いな場合が多いからです。

 

しかし、この「自分が手に入らないものを相手が持っている」だけは相手を好きになることやもっと自分らしくいきる道が見つかることもあります。

 

その嫌いになる理由のなかで改善の余地が一番期待できるものと私は思っています。

 

「どんなに人一倍努力しても、どうにもならないこと。」は「ほんとうに自分が求めているものではない。」可能性が高いからです。

 

「その人が嫌い」ではなく、「自分を投影して見ていて都合が悪いから嫌い」であれことに気が付いた時点で解消されることもあります。

 

最後に

 

好きな人、気が合う人だけで生活していければいいのですが、そうもいっていられません。

 

嫌いにも克服できる可能性が低いものと、克服できる可能性が高いものがあります。

 

嫌いな人の悪口はつい言ってしまいたくなりますが、言うことでますます「嫌い」が脳に焼き付くこともありますので、注意が必要です。

 

言うときは、自分を主体に発言するといいかと思います。

 

「○○と言われて、私はすごく傷ついた。」その背後には「○○という意味もあるように感じたから。」のような感じです。

 

嫌いな人の話をするときは、体が緊張し興奮しているため、感情的になって話してしまうのは避けられないことなので、気持ちが軽くなるように上手にリードしてもらえるような相手に相談しましょう。

 

自分がイヤだと思った気持ちをしっかり相談相手に受け止めてもらえると、「嫌いな人」は「どうでもいい人」になって気にしないで済むようになります。

 

カウンセリングでいうと、ここがゴールです。

 

「好きになる。」必要はなく、「どうでもいい人。」になれば感情を乱される心配はなくなるからです。

 

ここまで、嫌いになる原因として考えられるものを見てきました。人間関係の悩みは多種多様で一概に結論づけることはできませんが、ご参考になれば幸いです。

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

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